川西町 大和川支流の曽我川に約1000匹のアユの稚魚を放流
(なら県)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20210602/2050007372.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
水質の改善が進む大和川を、多くの魚が泳ぐ豊かな川によみがえらせようと、
2日、川西町で漁業協同組合の関係者がおよそ1000匹のアユの稚魚を放流しました。
この取り組みは、県内の漁業協同組合などが19年前から毎年この時期に大和川水系の川で行っています。
川西町内を流れる大和川の支流の曽我川には、2日午前9時前から漁業協同組合の関係者などが集まり、
トラックで運んできたおよそ1000匹のアユの稚魚をバケツに小分けしたあと、次々と放流していました。
例年は、地域の幼稚園や保育園の子どもたちが放流していますが、新型コロナの感染対策のため、
去年に引き続き、ことしも関係者のみでの対応です。
生活排水などの汚染によって、かつて全国で最も汚いといわれた大和川は、
水質が徐々に改善し、平成17年からは毎年、アユの遡上(そじょう)が確認されているということです。
県漁業協同組合連合会の若林秀夫専務理事は「ことしは新型コロナの影響で、園児たちが参加できず残念だ。
美しい川は宝物なので未来に残していきたい」と話していました。
06/02 11:42
かつて「全国で最も汚いといわれた」大和川、汚名挽回し今では鮎が遡上するまでに 支流の曽我川に1000匹の稚魚放流
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