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最初も最後もサーモンがトップ
多彩なネタを楽しめる回転寿司だが、食事量とお財布の中身には限度があり、すべてを好きなだけ食べられるわけでは無い。どのようなネタが好んで食べられているのか。マルハニチロが2021年3月に発表した「回転寿司に関する消費者実態調査2021」(※)から、複数視点で確認する。
まずは回転寿司店に入って実際に食事をする際に、最初に何を食べるか、そして最後のしめとして何を食べるかを尋ねたもの。最初も最後も最上位についたのはサーモンだった。
最初のネタとしてはサーモンがもっとも多く2割近く。次いでマグロ(赤身)が11.7%、ハマチ・ブリが6.7%、マグロ(中トロ)が6.6%と続く。寿司関連で通の人の話によると、カウンタータイプの寿司屋においては注文に関して「この順に頼むのが通だ」的なものがあるとのことだが、回転寿司店ではそこまでかしこまったことは考えず、好きなものを頼めばよい。とはいえ男性は1回の回転寿司で食べる寿司の量は平均11.0皿・女性は8.1皿と今調査で明らかにされており、前座的なネタばかりを選んでお腹を満たしたのでは、メインディッシュのネタを十分に堪能できなくなる。
一方最後に食べるネタだが、最初に食べるネタと比べて回答が分散しているようで、上位層の値が低め。それでもトップはこちらもサーモンがついている。次いでエビ、マグロ(赤身)、玉子が続く。「そういや自分も最後にはこれを食べるよな」と同感を覚えるラインアップ。好きな定番もの、あるいはあっさりしたものが多い雰囲気ではある。
普段と自制しているものと
次に示すのは同じ回転寿司のネタで、普段よく食べているもの、そして好みのネタで是非とも食べたいのだが、値段などの事情で我慢することが多いネタを尋ねた結果。
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普段から多く食べているネタはサーモン、マグロ(赤身)、ハマチ・ブリ、そしてマグロ(中トロ)。そして食べたいけれども我慢することが多いのはマグロ(大トロ)が圧倒的で、次いでマグロ(中トロ)、ウニ、アワビと続く。やはり値段がネックのようだ。
数年前の今調査の結果では「最後に食べるネタ」と「我慢することが多いネタ」も似ている傾向があったが、2021年に限ればその傾向は見受けられない。手が届きにくいものは最後のしめですら食べなくなったということなのだろうか。
3/28(日) 11:35
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20210328-00229623/
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【調査】<回転寿司>「とりあえず」と最初に食べることが多いネタは?
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